猛暑日地点は今年最多 岐阜県揖斐川で今年全国最高の36.5℃…の画像はこちら >>
本州付近は梅雨の晴れ間で強い日差しが照り付けています。岐阜県揖斐川町では今年全国で最も高い36.5℃まで上がり、最高気温が35℃以上の猛暑日の地点は午後3時までに16地点。今年初めて10地点を超えました。
今年初めて10地点以上で猛暑日観測
きょう4日は関東から中国・四国を中心に晴れて、厳しい暑さになっています。午後3時までの最高気温は、岐阜県揖斐川町で36.5℃と、今年全国で最も高くなりました。また、名古屋市、京都市、岐阜県岐阜市や多治見市などでは今年初めて35℃を超えて、猛暑日となりました。午後3時までに猛暑日を観測したのは16地点で、今年初めて10地点を超えています。夜も気温は下がりにくく、湿度も高いため、蒸し暑い状態が続きそうです。のどが渇く前からこまめに水分補給をしたり、冷房を使用するなど、引き続き熱中症予防をしてください。
熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。