3姉妹で1人だけ…死亡した三女の体のみ垢がたまり爪伸びた状態 暴行加え死亡させた疑いで母親逮捕の事件

三重県津市で、4歳の三女に暴行を加え死亡させたとして母親が逮捕された事件で、3姉妹のうち亡くなった三女の体にだけ垢がたまり、爪が伸びた状態だったことが新たにわかりました。

津市の工場作業員・中林りゑ子容疑者(42)は、6月22日頃、自宅で三女・ほのかちゃん(4)をテーブルの上から床へ転倒させ、頭などへのケガで死亡させた疑いで逮捕・送検されました。

中林容疑者は概ね容疑を認めていますが、その後の捜査関係者などへの取材で、司法解剖した際、ほのかちゃんの体には垢がたまり、爪が伸びた状態だったことが新たにわかりました。

ほのかちゃんの姉2人には、こうした状況は見られなかったということです。

また、ほのかちゃんが死亡する1か月ほど前のことし4月、中林容疑者が家庭の様子を確認するために電話をした保育園に対し、「ほのかちゃんの発達の遅れが気になる」と話していたこともわかりました。

警察は育児放棄などの状況があったのかどうか、当時の経緯を調べています。