行方不明になりがちなリモコン、“見つけやすくする方法”が防災…の画像はこちら >>
3日、警視庁警備部災害対策課が公式ツイッターを更新。行方不明になりがちなリモコンを発見しやすくするアイデアを紹介した。
【画像】姿を消しがちなリモコン、これで捜索が楽に。
家の中で行方不明になりやすい代表格のリモコン。定位置を決めていても戻すことが疎かになりがちで、使いたいタイミングで見つからないというのはよくある話だろう。
同課の担当者は「私は緊急地震速報が鳴り、ニュースを見ようとしたところ、テレビのリモコンを探すのに手間取ったことがありました」といい、「その反省から、よく使うリモコンには『ストラップ』を付けて目立つように工夫しています」とアイデアを紹介した。
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リモコン類にはストラップホールがついているものもあるが、同課が紹介したのは穴のないリモコンで、“結束バンド”を使うという方法。投稿された画像では中央付近のボタンとボタンの間に結束バンドを巻き、ネックストラップを付けている。
新聞や雑誌の下、ソファの背もたれとクッションの間などで発見されることも多いであろうリモコンだが、確かにこのように紐がついていれば一部だけでも見えて発見しやすそうだ。
なお担当者は「ストラップを付ける目的はリモコンの紛失防止と早期発見ですが、災害を意識し、停電対策のミニライトとSOS用のホイッスルを付け“防災ストラップ”にしました」とのことで、災害時にはリモコンから外してそのままネックストラップにも。
さらにリモコンに蓄光シールを貼っておけば暗いところでも見つけやすくなるとも紹介しており、停電時にも便利だ。
なお蓄光シール、結束バンド、ネックストラップ、カラビナ、ホイッスル付きライトなど、必要なものは100均でも揃えることが可能なため、すべて真似したとしても安価で手軽。防災ストラップとしても利用する場合は取り外しやすいようにレバー式ナスカンのついたストラップを選ぶといいだろう。
このアイデアについて「大きな地震のときは、テーブルから滑り落ちる可能性もありますもんね。紐が付いてるとたどりやすそうですね」「ラジオとかも、やらないと」との声や「ロングな紐で天井からぶら下げるといいぞ」という案が。
数年前からストラップを付けているというユーザーは「雑誌と雑誌の間に挟まっていたりしてもストラップのおかげでホントに見つけやすいです」とのことで、その効果は大きいよう。
また、「スマートリモコンで照明やテレビの電源をオンにするのもオススメです」との声や「いつか、テレビ本体にあるボタンを押したらリモコンから音が出るみたいな仕組みができたらいいのになーと思っています」と新しい技術に期待する声も上がっている。
テレビやエアコン等の電化製品を使おうとしたとき、リモコンを探した経験はありませんか?私は緊急地震速報が鳴り、ニュースを見ようとしたところ、テレビのリモコンを探すのに手間取ったことがありました。その反省から、よく使うリモコンには「ストラップ」を付けて目立つように工夫しています。 pic.twitter.com/9IHitnkmev
警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 2, 2023