貝印は2月1日、「新型コロナ流行以降の男性の身だしなみ意識に関する調査」の結果を発表した。同調査は2022年11月25日~12月1日、全国20歳~49歳の「AUGER システムカミソリ」を使用したことがある男性336名を対象に、インターネットで実施した。
新型コロナ感染拡大期間(2020年3月ごろ~現在まで)で、それ以前と比べて、身だしなみを整えることについてどう変わったか尋ねたところ、51.2%が「意識が高くなった」と回答した。「意識が低くなった」は、10.8%にとどまっている。
「身だしなみへの意識が高くなった人」は身だしなみを整えている理由として「自分の快適さ/利便性のため」が最も多かった。従来「変わらない人」は「マナーとして」が最も多くなっている。
オンライン会議がきっかけで、自分や他人の身だしなみが気になった経験があるか尋ねると、82.7%が「気になったことがある」と答えた。
どこが気になったか聞くと、最も多かったのは「ひげ・口周り」(52.3%)だった。次いで「肌・顔色」「髪型」「眉・目元周り」となっている。
○「正しいひげの剃り方」は?
男性にとって最も身近な身だしなみケアの一つである「ひげそり」だが、53.2%が「正しいやり方が分からない」と答えている。そこで同社では、「正しいひげの剃り方」を公開している。
シェービング前に、洗顔して顔に付着したほこりや汚れをきれいに落とす「プレシェービング」を行う。続いて、蒸しタオルでひげを剃りたい箇所を温め、ひげに水分を与える。こうすることでひげが水分を含んで柔らかくなり、刃の滑りがスムーズになる。シェービングジェル・フォームを使い肌を保護する。
鏡の前で自分のひげの生えている方向を確認する。その方向に沿って上から下に剃るのが「順剃り」で、ひげそりは、肌への負担の少ない「順剃り」から始めるとよいという。
「順剃り」だけでは剃り残しが気になる場合は、気になる部分をピンポイントで下から上に「逆剃り」をする。
最後に、カミソリを持っていない方の手で皮膚を引っ張り、ひげを立たせて深剃りする。シェービング後は、冷水でシェービング剤をきれいに洗い流し、保湿成分の入ったアフターシェービングローションを使って肌に受けた刺激をやわらげる。