すみだ水族館、公式も推奨する「平日夜の楽しみ方」が最高 “おひとりさま”を満喫する人も…

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東京スカイツリータウン(東京・墨田区)・ソラマチの中にある水族館「すみだ水族館」。ペンギンやオットセイなどを間近に見られることで高い人気を誇る。
ネット上では、館内で読書や勉強も楽しめることが話題を呼んでいて…。
事の発端は、5月に投稿されたあるツイッターユーザーの投稿。内容としては、平日の夜にすみだ水族館内で読書をしたらリラックスできたというもの。
言うまでもなく、水族館の最大の目的は様々ないきものを間近に感じながら、鑑賞することである。ただ、すみだ水族館の公式ホームページでは、ナイトアクアリウムの過ごし方の一つとして、「読書や勉強など、非日常空間の中で自分の趣味の時間も過ごせます」と、記載されているのだ。
同館内の水槽の前には椅子や机もあるので、18時以降など仕事終わりに立ち寄って、少し本を読むという使い方もできそうだ。
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水族館独特の幻想的な雰囲気に浸りながら、勉強や読書をすることに憧れる人は多いようだ。
ネット上では、「海の中で読書や勉強をしている気分になれそう」「仕事終わりにペンギン見ながらゆっくり本読んだら最高だろうな」「アクアリウムの水の音は本当に癒されるからやってみたい」「昔、押上住んでたからこの使い方やってみてもよかった」など、魅了される人の声が見受けられる。
実際に平日の夜、館内でそうした過ごし方をする人はいるのだろうか。すみだ水族館に取材を敢行した。
そもそも、なぜ読書や勉強ができるスペースを作ったのだろうか。
すみだ水族館の担当者は、「当館は『公園のように過ごせる水族館』を目指しております。地域の中で皆さまがいつでもお越しになり、いきものやスタッフ、お友達に会え、くつろげるような空間作りをしております。お客様それぞれが『水族館だからこうしないと』と、決まった過ごし方ではなく、居心地の良い過ごし方を見つけていただけるといいなと思っております」と、話す。

実際、自分なりの楽しみを見つける人もいるようで…。
「平日の夕方以降など比較的空いている時間帯は、おひとりでお越しになる方も多く、同じ水槽を見つめていらっしゃったり、パソコンを開いてコーヒーを飲みながらお仕事をされたり、お気に入りの水槽の前に座ってビールを飲まれたりと、おひとりさま時間を楽しむ方も多くいらっしゃいます」(前出・担当者)。
仕事終わり、優雅に泳ぐいきものを眺めながら、ビールを飲むのは最高の贅沢に違いない。
前出の担当者は、「一番は水槽を見ていただきたいです」と前置きしつつ、館内で読書や勉強をすることに共感を示す。
「水槽を眺めながらゆっくりお仕事をしていただくと、いいアイディアが浮かぶこともあるのではないかと思います。ペンギンは毎日ぷかぷか泳いでいますし、クラゲや魚たちも元気に泳いでいます。お仕事や学校帰りなどに、のんびり気分転換しに来ていただければと思います」(前出・担当者)。
混雑時、ベンチなどはお互いに譲り合い、長時間居座ることがないよう注意しつつ、すみだ水族館で自分だけの楽しみ方を探すのもアリかもしれない。