九州 来週初めにかけて繰り返し大雨 土砂災害などに厳重警戒の画像はこちら >>
きょう5日、九州は前線の南下に伴い、昼過ぎまで雷を伴い非常に激しい降る所があり、局地的に大雨になるおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害などに厳重に警戒して下さい。
5日昼過ぎまで一時非常に激しい雨
きょう5日午前10時40分現在、九州は北部を中心に広い範囲で雨となっており、雨脚が強まっている所があります。きょう5日は低気圧が日本海西部に進み、低気圧からのびる前線が対馬海峡から九州北部へ南下し、九州は大気の状態が非常に不安定です。九州は全般に雨で、昼過ぎまで雷を伴い一時非常に激しい雨が降る所があり、局地的に大雨になるでしょう。九州は先週末から繰り返し大雨が降っており、すでに平年7月の1か月分の雨量を超えている所があるなど、地盤が緩んでいます。今後、少しの雨でも土砂災害が起こりやすくなっていますので、厳重に警戒してください。周囲の状況に少しでも異変を感じたら、速やかに避難しましょう。
来週初めにかけても大雨が降りやすい
あす6日は、梅雨前線は九州の南の海上へ南下し、九州は梅雨の晴れ間が広がる所が多いでしょう。日中は強い日差しが戻り、内陸部では最高気温が35℃前後まで上がり、厳しい暑さになります。作業などする際は十分な熱中症対策を行って下さい。そして、7日(金)から再び梅雨前線が九州付近を北上し、九州は雨が降りやすくなるでしょう。週末から来週初めにかけては梅雨前線が九州付近に停滞するため、梅雨末期の大雨が降りやすい見込みです。繰り返す大雨により地盤がさらに緩み、災害が発生しやすくなりますので厳重に警戒をして下さい。また、線状降水帯が発生すると、天気の急激な変化が予想されます。いざという時にすぐに避難できる場所を決めておくなど、命を守るためにどのような行動ができるのか考えておきましょう。