〈夏の高校野球・新潟〉甲子園目指し熱戦はじまる!開幕戦は“1年生”が投打で活躍「声援伝わってきた」

夏の高校野球・新潟大会が7月6日、開幕しました。4年ぶりに制限がなくなり、球場には応援の声が響き渡りました。

新潟市中央区のハードオフエコスタジアムで行われた夏の高校野球・新潟大会の開会式。去年の優勝校日本文理を先頭に、出場する80校68チームが入場行進しました。

選手宣誓の大役は高田北城の内藤蒼太郎キャプテンが務めました。

【高田北城 内藤蒼太郎 主将】
「第105回の新潟の夏を盛り上げていくことを誓います!」

【齋藤正昂アナウンサー】
「快晴のエコスタ。まもなく開幕戦が始まります。今年から応援の制限がなくなるのもあり、生徒もそして保護者たちもエールを送る準備万端です」

【新発田農業2年 山形真輝 選手】
「みんな緊張していると思うけど、応援で一戦一戦勝てるように頑張っていきたい」

【佐渡総合高校の保護者】
「声出し応援も今年から解禁されるので、みんな一生懸命、応援したい」

声援が送られるなか始まった佐渡総合と新発田農業の開幕戦。

試合が動いたのは3回表でした。新発田農業の2番・高田のライト前へのタイムリーヒットで2点を先制します。

追いかける展開となった佐渡総合。応援席からも声援が送られますが、新発田農業の1年生・遠山を前にチャンスをつくることができません。

すると、6回表、好投を続ける遠山がバッティングでも魅せます。レフトオーバーのタイムリー2ベースヒットでリードを4点に広げると、1年生ピッチャーは最後まで佐渡総合に得点を許さず、4ー0の完封勝ちで開幕戦を制しました。

【新発田農業1年 遠山剣臣 投手】
「みんな全力で声を出してくれて、自分の心にも伝わってきた。緊張もあったけど、仲間がしっかり守ってくれて、いいピッチングができた」

〈6日の試合結果〉
佐渡総合 0-4 新発田農業
関根学園 11ー4(7回コールド) 新潟北