ネスパス営業終了へ 新たなアンテナショップは“銀座” 知事『魅力の発信拠点に』【新潟】

東京にある県のアンテナショップ表参道新潟館ネスパスが今年12月に営業を終了するのに伴い、県は新たなショップを銀座にオープンすると発表しました。

表参道新潟館ネスパスは昨年度の販売額が約5億2900万円にのぼるなど、人気を集めていましたが、入居するビルの老朽化に伴い今年12月に営業を終了し退去することが決まっていました。

これに伴いアンテナショップの必要性などを検討してきた県の有識者会議は去年12月、「首都圏に住む人との交流の場などとして情報発信拠点が必要」とする報告書を花角知事に提出。

これを受け、出店場所を探していた県は新たなアンテナショップを銀座にオープンすることを発表しました。

【花角知事】
「アンテナショップが集中している銀座界わいというのは適地なのではないか。新潟の魅力を情報発信するあるいは交流の拠点にしていく」

入居するのは来年1月完成予定の地下1階・地上9階建ての新築ビルで、このうち地下1階から地上3階までと8階の5つのフロア合わせて約163坪です。

ショップには物販や飲食スペース、移住相談窓口などを設ける予定で今年8月に運営事業者を決め来年4月末のオープンを目指しています。