中学生が『消防の最前線』を体験!人命救助の訓練に生徒「怖かったけど…」【新潟市】

7月6日、新潟市の中学生が消防署で体験学習を行いました。生徒たちは本格的な装備品を身に着けて救助訓練に参加し、消防の最前線を体感していました。

【飛田厚史アナウンサー】
「中学生が体験しているのは、消防署の職場体験。本番さながらの救助訓練に参加しています」

新潟市北区の新潟北消防署で職場体験を行ったのは、新潟市の岡方中学校の2年生5人。火災から市民を守る救助訓練に臨みます。

【消防署員】
「頭を守ってください」

レスキュー隊出身のベテラン署員による本格的な指導で、生徒たちも徐々に真剣なまなざしに…。

【生徒】
「重くて動きづらいけど、頑張る」

基礎的な訓練の後は、約20kgの装備を身に着けて次のステップへ。煙の充満する部屋で逃げ遅れた人を救助する濃煙体験です。2人1組で煙を吸わないよう身を低くして通路を進んでいくと…。

【生徒】
「要救助者発見。よし」

逃げ遅れた人に見立てた人形を発見し、2人で救助しました。

【生徒】
「協力しながら助けた時は、すごくうれしい」

【生徒】
「怖かったが、命があると思うと、仲間と一緒に頑張らなきゃと思った。(消防士に)なりたい」

【新潟市北消防署 戸川大介 消防司令長】
「生徒に相手の命の重さだけでなく、自分の命の重さもしっかり伝わっていると思った」

署員も生徒も本気で挑んだ職業体験は貴重な経験となったようです。