新潟県上越市の水族博物館で今年3月に生まれたゴマフアザラシの子どもが7月7日、一般公開され、訪れた人たちの目を釘付けにしていました。
【記者リポート】
「上越市水族館のうみがたりに来ています。まだオープン前ですが、多くの人で行列ができています」
今年でオープンから5年を迎えた、上越市立水族博物館うみがたり。
日本海を望みながら楽しめるイルカショーなどが人気を集めるなか、多くの人が思わず足を止めて見とれていたのが、7日プールデビューを果たしたゴマフアザラシの子どもです。
今年3月に父親のアラシと母親のナノハの間に生まれましたが、環境に慣れるまでは一般に公開されず、モニターでの観察のみとなっていました。
いよいよデビューを迎えたゴマフアザラシの子ども。興味津々でプール内を泳ぐ愛らしい姿が見られました。
【訪れた人】
「かわいい。癒やされる」
【訪れた人】
「(大きさは)弟と同じくらいかな。家族で元気よく成長していってほしい」
大人のアザラシに比べると大きさは4分の1ほどで、3~4年で大人ほどの大きさに成長するということです。
【上越市水族博物館うみがたり 横澤彰平 飼育員】
「無事に、この日を迎えられてうれしい。今しか見られない、かわいらしい顔つき、大きさというのを実際に他の大人の個体と見比べてもらえると、ゴマフアザラシのことをもっと知ってもらえる」
名前はまだ決まっていないゴマフアザラシの子ども。うみがたりでは今後、愛称を募集する予定です。