新潟県内では１０日夜遅くにかけて、１時間に３０ミリの激しい雨の降る所がある見込みです。
新潟地方気象台は下越で土砂災害や河川の増水などに注意・警戒を呼びかけています。
【記者リポート】
「村上市の三面川に来ています。茶色く濁った水が勢いよく流れています」
梅雨前線が北陸地方に停滞していて、県内では下越を中心に大雨となっています。
降り始めから９日午後４時までの降水量は、村上市三面で１８７．５ミリ、村上市高根で１６３．５ミリ、佐渡市弾崎で９１．５ミリを観測しています。
温かく湿った空気が流れ込み前線の活動が活発になるため、県内では１０日夜遅くにかけて、雷を伴って１時間に３０ミリの激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲が予想よりも発達した場合、警報級の大雨となるおそれがあります。
１０日午後６時までの２４時間に降る雨の量は、多い所で、下越で１００ミリ、上越、中越、佐渡で８０ミリと予想されています。
気象台は下越で１０日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を、また県内では１０日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。