北海道 今年初めての猛暑日に 引き続き熱中症に警戒

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道内は昨日(8日)に続き今日(9日)も暑く、オホーツク海側の北見地方の北見では最高気温が35.0度と、道内では今年初めての猛暑日となりました。道内では2年ぶりの猛暑日となります。
気温がぐんぐん上昇 朝の16.6度から35.0度まで
北海道の上空1500メートル付近には、昨日に続いて平年より4度くらい高い、真夏の時季の平年よりも暖かい空気が流れ込んでいます。この影響で日本海側やオホーツク海側を中心に気温が上がり、午後2時までに道内で気温を観測しているアメダス174地点中69地点で最高気温が30度以上の真夏日となりました。朝の最低気温が16.6度だった北見地方の北見では最高気温が35.0度まで上がり、道内では今年初めて、最高気温が35度以上の猛暑日となりました。なお、道内では昨年(2022年)は6年ぶりに猛暑日を観測しなかった年で、2021年以来2年ぶりの猛暑日の観測となりました。
明日も暑い 熱中症や食中毒に引き続き警戒

明日(10日)も北海道の上空には暖かい空気が流れ込む状態が続くでしょう。明日も全道的に平年より気温が高く、内陸を中心に真夏日となる所がありそうです。連日真夏日となっている旭川では予想最高気温が32度となっています。昨日、今日と2日続けて真夏日となった札幌では29度と少し気温は下がる見込みですが、明日も平年よりかなり高くなります。引き続き熱中症や食中毒に警戒するようにしてください。
熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。