1時間に30ミリの激しい雨 土砂災害・低地の浸水・河川の増水に注意・警戒を【新潟県】

梅雨前線が北陸地方に停滞していて、新潟県内では10日にかけて、1時間に30ミリの激しい雨の降る所がある見込みです。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒を呼びかけています。

新潟市中央区では9日午前、雨が強く降る時間帯もありました。
停滞する梅雨前線の影響で、県内では下越を中心に大雨となっています。

降り始めから9日午前5時までの降水量は、村上市三面で154.5ミリ、村上市高根で129.5ミリ、佐渡市弾崎で85ミリを観測しています。

前線の活動が活発になるため、県内では10日にかけて、雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲が予想よりも発達した場合、警報級の大雨となるおそれがあります。

10日午前6時までの24時間に降る雨の量は、多い所で、下越で100ミリ、上越、中越、佐渡で80ミリと予想されています。

気象台は10日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を、また落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。