国内で未承認の「やせ薬」が入ったチョコレートを、販売目的で店に並べたとして、岐阜県北方町で雑貨店を営むベトナム人の夫婦が書類送検されました。
岐阜県北方町で雑貨店を営むベトナム国籍の夫婦は、去年6月、日本では承認されていない医薬品成分「シブトラミン」を含むチョコレートおよそ500個を、販売目的で店に並べた疑いで書類送検されました。
シブトラミンは一部の国では食欲を抑える薬として承認されていますが、厚生労働省は健康被害の恐れがあると注意を呼びかけています。
2人はチョコレートを「ダイエット効果がある」と謳い、店頭やSNSで1個5000円で販売していたとみられています。
これまでに健康被害の相談はないということですが、警察は仕入れ方法などを調べています。