暑い日に食べたくなる『冷やし中華』。今回は冬でも注文があるほど人気の冷やし中華を紹介します。
取材に行ったのは、新潟市中央区にある「大江戸 県庁前店」。
【齋藤正昂アナウンサー】
「店内の壁には、この時期よく見かける“冷やし中華”の文字はなく、こちら通常メニューの中に冷やし中華があるのです」
【大江戸 県庁前店 桑原日世子 店長】
「一年中やっている。お客様の要望で冬もやってくれと」
冷やし中華は夏季限定という店が多い中、こちらの冷やし中華は人気のため、一年中注文できるのです。
【大江戸 県庁前店 桑原日世子 店長】
「(麺をあげる)タイミングを温度とか湿度とかで全部変えている」
コシのある麺は本店がある秋田から取り寄せていて、ゆであがるとすぐに冷水をかけてしめます。
そこにチャーシュー・卵・キュウリなどをトッピングしたら、ここで登場するのがこだわりの醤油ベースのタレです。
【大江戸 県庁前店 桑原日世子 店長】
「生醤油でチャーシューを毎日煮ていて、その醤油をもとにして作る。大江戸は辛味が売りなので、この辛味に合うようなタレ作りを先代が心掛けた。ウチのこの辛味で食べるのがベスト」
大江戸名物のトウガラシをベースにした薬味と合うように、タレは酸味を抑えた味に。最後に、ノリと紅ショウガをのせれば大江戸の冷やし中華の完成です。
果たして、どんな味に仕上がっているのでしょうか…
【齋藤正昂アナウンサー】
「ピリっとしたトウガラシの辛みと、こってりとした醤油のタレがよく合いますね。箸がとまらなくなる、そんなおいしさです」
この味を求めて、店にはお昼前から多くのお客さんが。
【客】
「暑くなってきたからね。どうしても冷やし中華を食べるんだったら大江戸さん。冷やし中華だと酢が結構きいているけど、これは食べやすい味をしている」
【客】
「辛味を入れるとピリっときて、汗も出てくるので夏にいいかなと思う。食欲がなくなったりすると食べたくなる」
夏にぴったりなピリ辛な冷やし中華を皆さんも試してみてはいかがでしょうか。