「提出すべきプリントが見当たらない」「宿題が終わっていない」など、多くの人が子供の頃に体験したであろう、危機的状況。
そんな時、先生や親に「叱られたくない!」という一心で、ウソをついたり、問題を先延ばしにしたりしたことはありませんか。
しかし、その場はごまかせても、後々、悪事がバレるとこっぴどく叱られますよね。
チカ母(@Chika_mother)さんの娘さんはある日、小学校の授業で使用していた『音読ノート』を紛失してしまいました。
どうやら1学期に使用していた『音読ノート』を、夏休みの間に誤って捨ててしまったようです。
先生に『音読ノート』を紛失したことを伝えた、娘さん。しかし、先生はうっかり新しい物を渡しそびれたのでしょう。
気まずさや叱られることを恐れる気持ちから、娘さんは、再び先生にお願いすることができないまま、時だけが過ぎていったようです。
しかし、2学期の最後に『音読ノート』を提出しなければならないという事実を知り、大パニックに!
問題を先延ばしにしてしまったがために、さらに叱られる可能性があります。
そんな娘さんに、母親は、どのようにアドバイスをするのでしょうか…。
娘が納得した、母親のアドバイスとは?
先生に叱られるのが怖くて音読カードを失くしたことを隠した結果(完) pic.twitter.com/EprjR3TOeC
チカ母さんは、まず、「『どうすれば叱られないか』ということばかりを考えている」「叱られることを受け入れなさい」と娘さんを諭します。
そして、ウソをつき続ければ、ずっと嫌な気持ちを抱えなければならず、問題を先送りにすればするほど、叱られる理由が増えていくことを説明しました。
母親のアドバイスに納得した娘さんは、勇気を出して先生に伝えます。すると、意外にも叱られることなく、『音読ノート』を入手することができたのです。
その後、チカ母さんは、娘さんから手紙を受け取りました。
手紙には感謝の言葉と、「自信がついた」というメッセージがあったそうです。アドバイスをした側として、こんなに嬉しいお礼はありませんね。
一連の出来事に対し、読者からは「感動した」「素敵な親子」といった声が上がっています。
・チカ母さんにも、娘さんにも、大きな拍手を送ります!!素晴らしい!!
・「こんな風に伝えればいいのか」と、勉強になりました。最後のお手紙に感動して泣いちゃった。
・涙腺崩壊。娘さん、母親に相談できて、なおかつ、素直にアドバイスを聞けるのはすごいことです。素敵な親子関係ですね。
・電車で読んでうるうるした。大人でも、叱られるのが怖くていい出せないことはたくさんあるよ。子供の頃にこれを学べたのは、今後の人生において宝だと思う。
紛失した『音読ノート』をめぐって、娘さんは今後の人生においても大切なことを学べたようです。
[文・構成/grape編集部]