子供の修学旅行費に仰天の母親 「家族旅行ができるレベル」で不満爆発

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子供の習い事や教育、イベント費用の高さに「足元を見られている」と感じる親は多いようだ。サマーキャンプなどわが子にとって楽しそうなことがあっても、「高すぎる」と断念する家庭も。
ある母親が子供の修学旅行の費用をめぐり、Facebookに不満を爆発させ多くの賛同を得ていることを、イギリスの『Mirror』が報じた。
イギリス・シュロップシャー州のシュルーズベリーに暮らし、5人の子供を育てているエマ・メローさん(40)は、先日、11歳の息子が通う小学校から「修学旅行の費用」を知らされ仰天した。
ポーランド・クラクフへの3泊4日の旅で、なんと総額799ポンド(約15万円)かかるというのだ。
含まれているのは往復の航空券代を含む交通費のほか、ホテルの宿泊代、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所への入館料などの観光費だという。
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しかし食事は2日分の夕食のみで、それ以外の昼食などは別に食費を渡さなければならない。もし修学旅行に参加する場合は、数日以内に300ポンド(約5万5,000円)の内金を支払う必要があるそうだ。
エマさんは「小学生1人の旅費にこんな額支払えません。裕福な家庭じゃないと無理ですよ」と学校に苦情を入れたが、回答は得られなかった。「800ポンドもあったら、一家でどこか旅行に行けるのに」と嘆いている。
息子はまだ修学旅行について尋ねてこないが、エマさんは「もし『行きたい』と言っても、残念ながら行かせてあげられない」と明かす。
しかしそれはエマさんだけではないようで、多くの家庭から「高すぎる」と苦情が相次いでいるそうだ。そこでFacebookに不満を書き込んだエマさん。するとその内容は多くの親たちの共感を呼び、300件以上ものコメントが寄せられたという。
世間からは「修学旅行は正直な話、親にとって悪夢」「物価高でみんな苦しいのに、800ポンドはあり得ない」などの声があがった。
他にも「学校は費用について、もっと現実的になるべき」「最近家族でクラクフへ行ったけど、そんなにかからなかった。絶対におかしい」と、学校の対応を疑問視する声もあがっている。
また「行かせてあげたいのに行かせられないことが、親として一番苦しい」「小学生なんだから、そんな豪華にしなくてもいいのでは」といったコメントも寄せられた。