玄関に「5つの鍵」を設置した住宅も 連続強盗事件を受けて「防犯対策品」に注目高まる

(ウエラ名古屋 森下生真社長)「一連の連続強盗事件の報道がされ、急に問い合わせが増え。防犯リフォームの問い合わせは3~4倍増えている」
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愛知県日進市の防犯リフォーム専門店には、相次ぐ強盗事件を受け問い合わせが急増。
実際に防犯対策で鍵を取り付けるなどした家を見せてもらうと、なんと!
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(ウエラ名古屋 森下生真社長)「防犯意識が高いので鍵を5つ。(犯人は)下見しているので『ここの家は防犯対策がすごい』と意識づけ、犯行に及ぶときには時間がかかるので時間稼ぎに」
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「手間がかかるのでは」と感じるかもしれませんが、家を不在にする時は5つ全ての鍵を閉め、ゴミ出しなどの時は自動で鍵が閉まる電子錠だけを施錠するなど、状況に合わせて防犯対策に役立てているそうです。
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こちらは去年11月、名古屋市内で空き巣に入られた家に付けられた防犯カメラの映像です。不審な人物たちがバールのようなものを使い、ドアをこじあけようとしています。
ドアが開くまで、その間わずか2分。この家には3個の鍵がつけられていました。しかし、空き巣被害にあったのです。
いずれにしても鍵の「数」を増やすことが重要です。犯人が侵入するのに時間がかかり、諦める可能性が高まります。今回取材した住宅の玄関には、もう1つ最新の防犯対策が施されていました。
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(報告:荒川栞記者)「自宅のインターホンが鳴らされると、スマートフォンに通知が来て、どこにいても対応することができます」

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自宅にいない時でも、スマホでインターホン越しに会話ができる機能。家に高齢者や子どもしかいない時でも、スマホで対応できれば安心につながります。
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また、犯人の侵入経路は玄関だけではありません。この家の窓は「3重の」防犯対策が施されています。3桁の暗証番号を合わせないと開けられない鍵を2つ付け、窓を割れにくくする防犯フィルムを貼ることで、窓からの侵入を防ごうというものです。
(ウエラ名古屋 森下生真社長)「確実に入れる家、確実に物が取れる家。(犯人は)ターゲットを絞っている。自分の家の防犯対策をしっかりして地域に広め『入りにくい町づくり』を心がけてほしい」