基準値約9倍の“大腸菌”等含む排水を海に流したか 愛知・まるは食堂旅館に家宅捜索 2016年にも同様容疑で

愛知県南知多町の「まるは食堂旅館」に、家宅捜索が入りました。

13日、海上保安庁の家宅捜索を受けたのは、知多半島を中心に飲食店などを展開する「まるは」が経営する宿泊施設・まるは食堂旅館とその運営会社です。

海上保安庁によりますと、まるは食堂旅館は基準値のおよそ9倍の大腸菌などを含んだ排水を海に流した水質汚濁防止法違反の疑いが持たれています。

海上保安庁が行った周辺の水質調査で発覚し、これまでのところ原因は特定されていません。

まるは食堂旅館は2016年にも、基準値を超える大腸菌などを含んだ排水を海に流した疑いで家宅捜索を受けていて、海上保安庁は経営者などから事情を聞くなどして原因の特定を進めています。