夕方から朝までしか見られない花 県の絶滅危惧種「ユウスゲ」が見頃に 三重・伊勢市

三重県伊勢市で県の絶滅危惧種に指定されている貴重な「ユウスゲ」の花が見頃を迎えています。
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ユウスゲはユリ科の多年草で、6月から8月にかけて黄色い花をつけます。夕方に開花し翌朝には閉じてしまうのが特徴で、三重県の絶滅危惧種に指定されています。
CBC
伊勢市の赤井山には数多くのユウスゲが自生していましたが年々減少していったため、6年前から地元の有志が保存活動を行っていて、これまでにおよそ6万株を植えました。赤井山の山頂付近は「ゆうすげの丘」と名付けられ、夕方になると黄色い可憐な花が一斉に開花し、一帯には爽やかな香りが漂います。
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地元の人や子どもたちも鑑賞に訪れ、夏の夕方の一時を楽しむ様子が見られます。7月いっぱいは見頃が続くということです。