岐阜県岐阜市のホテルが、県の旅行支援事業で、不正受給していたことがわかりました。
岐阜県によりますと、不正受給をしていたのは岐阜市のニュー岐阜ホテルプラザで、去年4月から12月にかけ、県の旅行支援事業「ほっと一息、ぎふの旅」に実際とは異なる宿泊実績で申請。宿泊割引など計約210万円を受け取っていました。
去年10月、匿名の情報提供を受けた県が調査したところ、キャンセルなどで宿泊していない人の分や、正しい配布枚数を超えた「ぎふ旅コイン」などを申請する不正が発覚しました。
ホテル側は「間違いがあれば審査の段階でダメになるから、申請を出すだけ出してみようと思った」と説明していて、全額を返還する意向だということです。