子供の頃、学校で勉強をするため、当たり前のように使っていた教科書。
重要な部分に線を引いたりメモを残したり、時には落書きをしてしまったり…子供の頃の思い出が詰まった教科書を今もまだ手元に残している人は、そう多くないでしょう。
小・中・高等学校向けの教科書を発行している、光村図書出版株式会社(以下、光村図書)。
2023年7月にウェブサイトで、小学校や中学校の頃に使用していた国語の教科書が検索できる『教科書クロニクル』を公開しました。
『教科書クロニクル』は、自分の生年月日を入力すると、小学1年生から中学3年生まで使っていた教科書の表紙と、掲載されている主な教材名を見ることができるコンテンツです。
サイトを開くと、生年月日を入れる以下の項目があるため、入力して『教科書を調べる』を押すと検索できます。
当時の教科書の情報だけでなく、小学校と中学校に入学した年に起こった、主な出来事が表示されるのだとか。
小学校は1971~2019年度まで、中学校は1955~2020年度までの教科書が収録されているそうです。
使用する教科書は学校によって異なるため、光村図書の教科書を使っていた人は懐かしい思い出が蘇ったり、好きだった作品に再び出会えたりするかもしれません。
『教科書クロニクル』はTwitter上で話題となり、多くの人が当時に思いを馳せたようです。
・胸がぎゅっと締め付けられる感覚。懐かしい。
・自然と涙が流れてきました。手に取って読みたいな。
・『ちいちゃんのかげおくり』が懐かしすぎて悶絶!
・このサイトのおかげで、ずっと思い出せないでいたお気に入りの作品を思い出すことができました。ありがとうございます!
1人ではもちろん、家族や友人などと一緒になって検索し、それぞれの思い出を語り合ってみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]