将棋の王位戦の第2局が終局し、藤井聡太七冠が佐々木大地七段に勝利しました。
藤井聡太七冠と佐々木大地七段の今年度の成績を見ると、藤井七冠はほとんどがタイトル戦ですが、13勝3敗と勝率8割超え。佐々木七段も14勝4敗と7割後半、現在対局数と勝ち数が一番多い棋士でもあります。(※7月13日時点)
プロ棋士の世界では、主導権を握れる先手の方がわずかに有利といわれていますが、今年度は2人とも先手番の勝率は10割です。一方で後手番の勝率は、藤井七冠が4勝3敗、佐々木七段が5勝4敗で2人とも5割台です。
タイトル獲得のためには「後手番で勝つ」ということが重要なポイントになります。
王位戦第2局に勝利した藤井七冠は後手番だったので、今回1勝を挙げたことはタイトル4連覇へ大きなアドバンテージになります。