朝の通勤時間帯に警察官や中学生ら90人が「一斉大監視」で交通安全を呼びかけ 夏の交通安全県民運動に合わせて 愛知・稲沢市

14日、愛知県稲沢市では、朝の通勤時間帯に「一斉大監視」とする交通安全運動が行われました。
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この活動は愛知県の夏の交通安全県民運動に合わせ、稲沢警察署が毎年実施しているもので、14日は市内の平和中学校前の交差点で行われました。警察官をはじめ、市職員や市民、それに地元の中学生ら90人が参加し、歩道から縦長のプレートを掲げて「ながらスマホ」への注意喚起や「シートベルトの着用」などを車のドライバーに呼びかけました。
CBC
通りかかった女性は「通勤途中に見かける毎年の光景ではあるが、大監視となるとやはり派手で目に入る。気をつけようと思います」と話していました。また、ことし4月から自転車のヘルメット着用が努力義務」なったことを受け、きヘルメットをかぶっていない自転車の利用者にも警察官が声をかけ、ヘルメット着用を促しました。
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稲沢署管内ではことし5月、車と自転車の事故で自転車に乗っていた80代の女性が死亡しています。稲沢警察署の進藤尚寛署長は、ヘルメットを着用していない場合には事故による致死率が2倍になるとした上で「まもなく夏休みを迎え、子どもが自転車で移動する機会が増える。自転車を使う際には必ずヘルメットを着用してほしい」と話していました。