スマトラトラが目の前に…東山動植物園に『アジアの熱帯雨林エリア』オランウータン舎には15mのタワーも

名古屋市千種区の東山動植物園に14日、新たに「アジアの熱帯雨林エリア」がオープンしました。 最大の見どころは絶滅危惧種のスマトラトラです。岩場を駆け上がったと思うと、サービス精神たっぷりに目の前をダイナミックに動き回りました。
高さ3mの空中トンネルをオスのアオ(3歳)が渡ると、園児らからは歓声があがっていました。
園児:「すごかった」別の園児:「大きくてかっこよかった」(リポート)「こちらでは水浴びする様子を間近に感じることができるんです。すごい迫力!」 愛くるしい姿を捉えようと、多くの人がスマホやカメラで撮影していました。
月に1度、動物園に通っているという女性も興奮気味です。女性:「体をひねって屈折で細く見えているのが、それはそれで可愛くて。肉球の裏側までちゃんと見えたりとか。ずるって滑った時の肉球の跡とかなかなか見られないので、すごいしちゃんと工夫されているなと思いました」
新エリアのオランウータン舎では、森の木をイメージした高さ15mのタワーもつくられていますが、ネオ(53歳)は葉っぱを食べながら室内で過ごしていました。
東山動物園の副園長:「臨場感も見どころになっていると思います。面白い動物本来の動きを引きだせるように、取り組んでいきたいなと思います」