日本酒の温度を計測中…酒造タンクに転落 52歳男性が溺死【新潟・長岡市】

6日、新潟県長岡市の酒造会社で作業をしていた従業員の男性が、酒造タンクに転落する事故がありました。男性はその後、死亡が確認されました。

死亡したのは、長岡市青葉台の会社員・難波恒雄さん(52)です。

難波さんは6日、自身の勤務する栃倉酒造の工場で、タンクに入った醸造中の日本酒の温度を一人で計測していたところ、タンクに転落しました。

うつぶせの状態でタンクの底に倒れていた難波さんを他の従業員が発見し、消防に通報。意識不明の状態で長岡市内の病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。死因は溺死でした。

警察によりますと、難波さんが落ちたのは高さ・直径ともに約2mの円柱状のタンクで、入っていた酒の深さは1m以下だったということです。

難波さんに目立った外傷はなく、警察が転落した原因について詳しく調べています。