《小島よしおさんは、SDGsでお金を稼いでいるわけですね。なるほど。これは。。。簡単な答え合わせですね》
7月15日、ねずみの絵文字を添えてこうツイートしたのは、自民党所属の杉並区議会議員・わたなべ友貴氏(38)。
発端はタレントの小島よしお(42)が14日に『マンガでわかるLGBTQ+』(講談社)の写真を添えて、《同性婚がなんでダメなんだろう。あったほうがみんなハッピーになる気がするんだけどなぁ。。》と呟いたこと。
わたなべ氏は小島のツイートを引用し、かつ、小島が’22年1月に《よしおのアルプス一万尺 SDGsバージョンだよ!》とTwitterアカウントの最上部に固定しているYouTube動画を紹介するツイートのスクリーンショットを添えていた。なお、『よしおのアルプス一万尺 ~SDGsバージョン~』とは、SDGs(持続可能な開発目標)の17目標をわかりやすく紹介する動画だ。
わたなべ氏が言う「答え合わせ」とは何を示すのか判然としないが、SDGsは’15年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された世界共通の行動目標。日本では翌’16年5月に安倍政権下で「SDGs推進本部」が設置され、現在は政府や多くの民間企業が取り組んでいる。
なお、SDGsでは5つ目に「ジェンダー平等を実現しよう」との目標が掲げられている。わたなべ氏も今年2月5日に、《私はLGBTQ当事者の友人がいますが、仮に友人がいなくても、差別を受けることのない世の中を目指すことは当然です。(政治家なら特に)》とツイートしていた。
しかし、議員でありながら一個人を揶揄するようなツイートをしたわたなべ氏に、批判の声が続出している。
《言いがかりすぎて、開いた口が塞がらない》
《SDGsでお金稼いだら何がダメなの?さっぱりわかりませんが》
《いまどきSDGsを揶揄する政治家って、あまりにも時代を知らないことを自白してるわよね。ちなみに日本政府の国策の一つよ?》
《あれれ、岸田政権はSDGsを推進してませんでしたっけ? 岸田政権って自民党ですよね? そのSDGsについて何かしら表現すると自民党の議員として「ありがとうございます」というなら理解もできますが「金を稼いでいる」とが揶揄しちゃうのは意味不明ですね》