隠れた名産品「ピーマンティー」を売りこめ! 12年が経って変わる支援のカタチ 岩手の特産品の商談会 名古屋【大石邦彦取材】

岩手県の特産品をPRする商談会が名古屋で開かれました。東日本大震災から12年が経った中、変わる支援の形を取材しました。
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(大石邦彦アンカーマン)「このホテルにはいま岩手県のおいしいものが大集合しています。カキの佃煮、ワインラーメンも。きょうは名古屋市内などのバイヤーが集まって商談会が行われています」
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名古屋の東急ホテルで開かれた「いわて食の商談会」。岩手県内の食品メーカーなど21社が出展しました。
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(地域活性化総合研究所 福山陽平さん)「(Qこちらにあるのは?) 水出しのピーマンティー」
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その名の通り、岩手県産のピーマンを乾燥・焙煎して作ったピーマンティー。(地域活性化総合研究所 福山陽平さん)「余計なものが入っていない。ピーマンのみ。名古屋に出展するのが初めてなので、少しでも広まればと」
なぜ、岩手のメーカーと名古屋などのバイヤーをつなぐ商談会が開かれたのでしょうか?
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(河村たかし名古屋市長 2011年)「陸前高田の街づくりに、全市をあげてそっくりそのまま協力に行く」
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名古屋市は東日本大震災の直後から、岩手県の陸前高田市に職員を派遣するなど支援を続けてきましたが、震災から12年が経ち…。
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(河村市長 ことし2月)「産業の交流ができれば。陸前高田は1次産業。名古屋は消費地だから」
陸前高田市をはじめ岩手の商品を名古屋で消費し「経済を回すこと」に力を入れています。
今回の商談会には100人以上のバイヤーが参加しました。
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(愛知県のバイヤー)「おいしいです」「コロナが落ち着いて試食もできるようになった」「震災のことも、知っているようで知らないこともたくさんあるんだと、話を聞いて思った」
人的な支援から経済面でのパートナーへ。名古屋市の被災地支援は新たなステージを迎えようとしています。