憧れのキャンピングカーを購入も「思っていたのと違う…」 女性が難多き生活を明かす

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「退職したら全国を車で旅したい」「キャンピングカーで流浪の旅に出たい」といった憧れを抱く人は多い。近年ではそんな旅系ユーチューバーも増えており、ストレスの多い現代人にとって彼らの生活は刺激的だ。
ところが今、ある女性の嘆きが世間の大きな関心を集めているという。アメリカの『NEW YORK POST』やイギリスの『The Sun』が伝えた。
カリフォルニア州に暮らしていたアリソン・シャープさんは2019年、勤めていた仕事を辞職した。9~17時までのフルタイムで安定した職種だったが、以前から「キャンピングカーで旅行をしながら生活したい」という夢を抱いていたためだ。
ついに仕事を辞めると、自宅を売却。そのお金でシボレーの『エクスプレス』を購入したそうだ。
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車内に寝具や簡易的なチッキンを取り付け、アリソンさんは旅に出た。夢にまで見たキャンピングカーでの生活を始めたのだ。
そして「TravelSnacks」のアカウント名でYouTubeチャンネルを開設すると、女性の1人旅が注目を集め、フォロワー数も徐々に増えていった。
各地の名物料理を味わい、景色を楽しみ、時には息をむほどの絶景を目にすることも。しかし彼女は「思っていたのと違った…」と心境を明かしている。
「カー生活で誰も語らない5つの事実」と題し、アリソンさんは動画を更新。「天候を気にせず、いつでも行きたい所へ…と思われがちですが、最初の夏で熱中症に」と話している。
日夜問わず、常に車内のエアコンを付けていなければならず、大量の汗をかき、気を失う寸前だったそう。ネットで対処法を探すも、結局「車内で涼は取れない」という結論に至ったという。
また大きな車を一定の場所に長時間停めておくことは難しく、周囲の迷惑にもなってしまう。そのため「日々、邪魔にならない駐車スペースを探している」と明かしたアリソンさん。
現地の人々との素敵な出会いを取り上げるユーチューバーは多いが、「そんなのはごく稀なことです」と現実を暴露した。
ほとんどは孤独で、ガソリン代や食費、日用品の費用に加え、いつ車が故障したり事故に遭ったりするか分からないという不安も。金銭的な余裕も必要だと注意を促している。