航空自衛隊が多国間訓練の「モビリティ・ガーディアン23」に初参加 アメリカ・イギリス・カナダなどと輸送機での負傷者搬送を訓練 航空自衛隊小牧基地

愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地で、日本やアメリカなど6か国が参加する合同訓練が行われました。
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「モビリティ・ガーディアン」と名付けられた訓練は、アメリカをはじめイギリスやカナダなど7か国が軍事や救援活動での連携強化のために行うもので、19日は日本を含む6か国が参加しました。日本の参加は今回が初めてです。
CBC
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災害で負傷した民間人を小牧基地所属のC-130H輸送機で搬送する訓練が公開され、自衛隊から190人が、海外5か国から派遣された70人と連携して搬送の手順や注意点などを確認しました。通訳はいるものの、訓練で使われるのは全て英語です。
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打ち合わせと並行し、臨時の治療所では治療や患者の体を安全に固定するなど、搬送に向けた準備を進めます。英語のニュアンスや医療機器の仕様など、参加国による違いを理解しながらの慎重な作業です。
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一方、C-130H輸送機では医療機器や患者の配置を確認し、態勢が整うとすぐに機内へ。全ての準備が完了すると、C-130H輸送機は離陸しました。
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航空自衛隊は「モビリティ・ガーディアン」に7月21日まで参加し、日本とアメリカの5か所で連携技術を高めます。