陸自射撃場で3人が銃撃され死傷した事件 送検された18歳隊員を『鑑定留置』責任能力について慎重に判断か

岐阜県岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で2023年6月、隊員3人が銃撃され死傷した事件で、岐阜地検は20日、殺人などの疑いで送検された自衛隊員の男(18)の刑事責任能力などを調べる「鑑定留置」に入ったと明らかにしました。

期間はおよそ4カ月間で、清水博之次席検事は「捜査に万全を期すため」とコメントしています。

男は逮捕直後の調べに「銃と弾薬を外に持ち出したかった」などと話していましたが、その後は黙秘に転じていて、検察は責任能力の程度や有無を慎重に判断するものとみられます。