日本維新の会・藤田文武幹事長は19日、定例記者会見で次期衆院選において自民党の河村建夫元官房長官の長男・建一氏(47)を東京6区に擁立することを発表した。
藤田氏は擁立に至った理由について、「(建夫氏の)秘書官も務め、現職としてではないが政治経験も豊富」と説明。「非常にいい人材ということで選考を進めた。公募からです」と述べた。
建一氏は2021年の衆院選に比例北関東ブロック、22年参院選では比例区で自民から出馬したがいずれも落選した。既に自民党へは離党届を提出しており、藤田氏は「タイミングや縁でこっち(維新)に来てもらうのはいいこと。仲間として迎えたい。我々もフォローしていく」と話した。