名古屋市南区にある国土交通省の研究施設「伊勢湾水理環境実験センター」が、21日と22日の2日間限定で、特別に公開されています。
まるでプールのような施設は、伊勢湾を2000分の1のサイズで再現した模型水槽です。潮の流れが与える影響などを研究する国土交通省の施設で、21日は実際に津波を想定した波を起こし、見学に訪れた親子らが伊勢湾にどのように伝わるのか学びました。
訪れた人:
「災害でどのような被害が出るか気になって、想像よりもすごくて威力があったから驚いた」
別の人:
「(Q.自由研究に生かしたい?)津波の動きとか被害とか他に調べてやってみたい」
1974年に完成した模型水槽は、今年8月に役目を終え解体される予定で、見学できるのはこれが最後のチャンスです。
波消しブロックの模型が作れる体験コーナーや、液状化現象を学べるコーナーもあるこの催しは、22日も開かれます。