八海山で山岳遭難 遺体の身元が千葉県の大学教授の男性と判明 死因は熱射病か病死【新潟・南魚沼市】

19日、新潟県南魚沼市の八海山の登山口で倒れている男性が見つかり、その場で死亡が確認されました。この男性の遺体について、遭難していた大学教授の男性であることが分かりました。

死亡が確認されたのは千葉県船橋市に住む大学教授・山田雅一さん(62)です。

山田さんは18日の早朝から八海山を登り、日帰りで帰ってくると家族に伝え、17日午後9時ごろ、1人で車に乗って千葉県船橋市の自宅を出発しました。しかし、18日の夜になっても山田さんが帰ってこないことから19日午前2時ごろ、心配した家族が最寄りの警察署に届け出を提出。

19日早朝から県警ヘリと警察・消防6人態勢で捜索したところ、午前9時半ごろに八海山新開道登山ルート付近で倒れている山田さんが見つかりましたが、その場で死亡が確認されました。

死因は熱射病または病死が疑われるということです。