東海道新幹線の車内チャイム 21日から20年ぶりに変更 TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」からUAさんの「会いにいこう」へ 利用客は「癒される感じのメロディー」

東海道新幹線の車内チャイムが20年ぶりにリニューアルされ、21日の始発から使用が始まりました。
20年前の品川駅の開業から東海道新幹線の車内チャイムとして使われてきた、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」。20日、20年にわたって親しまれてきたその役目を終えました。(利用客)「終わるのは知らなかったので残念だけど、次は何になるのかという楽しみもある」
惜しむ声が多く聞かれた中、JR東海は21日から車内チャイムをリニューアルしました。新しく選ばれたのは、CMでもおなじみ、歌手のUAさんが歌う「会いにいこう」。この曲をアレンジして新しいチャイムが作られました。
新しいチャイムの仕上がりに、JR東海の丹羽社長は…。(JR東海 丹羽俊介社長)「旅をする上でこのチャイムの音を聞いていただいて、心が和むと同時に元気が出るような仕上がりになった」
JR東海によりますと、多くの乗客に親しみを持ってもらうため象徴的なサビ部分をアレンジしたとのこと。さっそく新幹線に乗って来た人は…。(利用客)「癒やされる感じのメロディーだなと」「違和感もなく、今までのチャイムが少し懐かしく感じた。TOKIOからの世代交代かなと」
多くの人の「会いにいこう」という思いを乗せ、新幹線はきょうも走ります。
新しいチャイムになるのはJR東海の車両が対象で、東海道新幹線を走行するJR西日本の車両は今と同じく「いい日旅立ち・西へ」が使用されます。