直接訪問し 設備や職員の状況を確認する「実地監査」を三重県は4年間行わず…給食強要などの不適切保育があった桑名市のこども園

給食の強要などの不適切な保育があった三重県桑名市のこども園について、県が施設を訪問する「実地監査」を、4年間行っていなかったことが分かりました。
(ボイスレコーダー)「パンツやなくておむつや恥ずかし~」「早く食べてお片付けをしてたらこんなことにならなかったでしょ」
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三重県桑名市の長寿認定こども園では2023年5月、保育士が園児に給食を強要するなどの不適切な保育があったことが分かり、三重県と桑名市が特別監査を行っています。三重県によりますと施設に直接訪問して、設備や職員の状況などを確認する「実地監査」を、2018年度を最後に4年間行っていなかったということです。
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三重県では新型コロナの影響もあり、2020年度と21年度は行わず、2022年度から再開したものの、このこども園については、書面と電話での監査だったということです。
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実地監査に関する法律の規定はないものの、国は保育所同様、年に1回の実施を求めています。三重県は2023年度、民間の保育施設について、すべて実地監査を行うとしています。