千葉県内などで回転ずし店93店舗を運営する銚子丸(千葉市美浜区、石田満社長)は8日までに、横浜市内の店舗で共用のガリの箱の中に電子タバコの吸い殻が混入していたことが判明したと明らかにした。神奈川県警都筑署に相談し、捜査中という。
同社によると、4日午後2時ごろ、同市都筑区の「すし銚子丸横浜都筑店」で、テーブル席に座った客からの指摘で、備え付けのガリ容器に吸い殻が混入していることが分かった。
5日から対策として、従来はカウンターやテーブルに設置していたしょうゆ、粉茶、わさび(小袋)などの共用の食品と、湯飲み、小皿などの食器を常設せず、客を案内するたびに従業員が用意し、帰る際に回収するという。食品・食器は安全確認を徹底する。
変更で、混雑時に席を案内するのに今まで以上に時間がかかることが見込まれるという。同社は「ご心配、迷惑をおかけし深くおわび申し上げます」としている。