海洋高校出身!大の里と1学年先輩の高橋が新十両昇進「2人で切磋琢磨していく」【新潟・糸魚川市】

新潟県糸魚川市の能生中学校・海洋高校出身の2人の力士が新十両昇進を決め、26日、喜びを口にしました。

【大の里】
「まずはほっとしている。それが一番」

【高橋】
「決まってほっとしたという気持ち」

9月に開かれる秋場所での新十両昇進を決めたのは二所ノ関部屋で糸魚川市の能生中学校・海洋高校出身の、大の里と高橋です。

2年連続アマチュア横綱で幕下10枚目格付け出しでデビューした大の里。所要2場所での十両昇進となりましたが…

【大の里】
「名古屋入るまでは聞きたくなくても周りの声は聞こえてしまう。『決めな、決めな』と自分で自分を追い詰めていた」

幕下3枚目で迎えた名古屋場所では、苦しみながらも最後の1番で勝ち越しを決めました。

【大の里】
「勝ったからこそ、この場でお祝いさせてもらっているので、自分の中でも大きかった1番」

一方で…

【高橋】
「大の里の期待の方がちょっと大きいのかな、と。自分の中では『大の里…ちょっと高橋』みたいな」

大の里の中学・高校・大学の1学年先輩の高橋。去年5月の夏場所でデビューし、こちらも所要8場所でのスピード出世となりました!

【高橋】
「付け出しで大の里は入っているので、自分は、下から下からいろんな経験を積み重ねて来ている」

新潟の地で相撲の礎を築いた2人…さらに上の番付を目指します。

【大の里】
「これからスタートラインですし、番付の字が大きくなれるように頑張りたい」

【高橋】
「初心の気持ちを忘れずに、これからの稽古も大の里と切磋琢磨して頑張りたい」