フローリングの床に残ってしまったガムテープの跡。
ただ水や洗剤でこするだけでは落とせないこのガムテープの跡をきれいにするには一体どうすればいいのか、Instagramの投稿からご紹介します。
ガムテープを剥がした後に残ってしまった跡は、水で濡らしたり洗剤を付けたりしてこすってもなかなかきれいに落ちません。
なかなかきれいにできない頑固なガムテープ跡を落とすためのテクニックを紹介しているのは、英国IFA認定アロマセラピストであり、楽でエコな生活に役立つ情報を多数発信しているTaka(taka_syufu)さんです。
エコであることと楽なお掃除を両立したテクニックの数々は、手軽に試せるものばかり。
では早速、Takaさんが紹介しているガムテープ跡をきれいにする方法についてみていきましょう。
まずはガムテープの跡にサラダ油を塗ります。
小皿にサラダ油を取り、刷毛を使って塗りつけると簡単です。
サラダ油を塗ったガムテープ跡に、ドライヤーを10秒あてて温めます。
温めた後、ガムテープの跡をゆっくりと剥がしていきます。
サラダ油の効果でするっと剥がれるはず!
残った紙部分を剥がしても、まだ頑固な糊が残っています。
次に使うのはネイルリムーバーとコットン。
まずはネイルリムーバーを適量、コットンに染み込ませます。
ネイルリムーバーを染み込ませたコットンで、残った汚れを拭き取ります。
めくれるタイプのコットンを使った場合には、層になっている分を剥がしてまた使えます。
ここまでの工程でガムテープの跡はきれいに取れましたが、掃除に使ったサラダ油とネイルリムーバーがまだ残っています。
最後にクイックル「ホームリセット シートクリーナー」を使って床をきれいに拭き取り、お掃除は完了です!
いくつかの工程が必要ではあるものの、使うアイテムは自宅にあるものばかり。このためにわざわざ買い足さなくていいのは助かりますね。
ただし、絶対に気を付けなければいけない注意点があります。
この方法できれいにガムテープの跡がなくなったというTakaさん。しかし、この方法を使えるのは「フロアコーティング」のフローリングだけです。
一般的に、フローリングには「ワックス」の加工がされたものと、「フロアコーティング」の加工がされたものに大きく分かれます。
フロアコーティングは熱にも薬剤にも強いため、今回のようにドライヤーで温めたり、除光液を使っても問題ありません。しかし、ワックスの場合は熱や薬剤によってワックスが溶けてしまうので、床の色が白っぽく変色してしまいます。
なお、ワックスがけされたフローリングは、アルコールスプレーを使っての掃除もNG。中性洗剤なら使えるので、Takaさんが使用していた、クイックル「ホームリセット シートクリーナー」もOKです。
ガムテープの跡がきれいに落ちず悩んでいる人は、まずはご自宅のフローリングがどういった加工のものなのか、きちんと確かめてから、ぜひ試してみてくださいね。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
エコ掃除ママTaka(@taka_syufu)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]