介護施設への入居理由、最多は「在宅介護をしていたが限界を迎えた」 – 入居したときの要介護度は?

Speeeは7月26日、「介護施設の入居のタイミングに関する調査」の結果を発表した。調査は6月30日、介護施設の入居経験がある方、もしくはその関係者250名を対象にインターネットで行われた。

介護施設に入居した・入居することになった背景を聞いたところ、最も多かったのは「在宅介護をしていたが、限界を迎えた」で37.2%。次いで「病気・認知症が悪化して入居することになった」(28.8%)、「自宅で転倒するなど、怪我をして急遽入ることになった」(22.0%)と続いた。

介護施設に入居したときの要介護度は、「要介護3」(27.2%)が最も多く、入居時の平均要介護度は「2.6」という結果に。

入居者を説得するためにかかった期間を教えてもらったところ、「説得した・すんなり受け入れてくれた」が29.2%で最も多く、次点の「説得無し・そのまま受け入れてくれた」(26.8%)を足すと、半数以上が介護施設に入居してもらうために、そこまで説得に時間を要さなかったことが明らかに。「半年以上」かかった人は5.2%、「説得できず無理矢理入居させた」人は6.8%だった。