水源地で毒性が強いとされる化学物質「PFOS」と「PFOA」の合計が暫定目標値50ナノグラムを大幅に超える…原因不明 2020年の検査の報告遅れ謝罪 岐阜・各務原市

岐阜県各務原市の水源で有害性が指摘されているPFAS(ピーファス)という化学物質が目標値を超えて検出されていました。
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(岐阜・各務原市会見 午後2時過ぎ)「報告が遅くなりましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
岐阜県各務原市の三井(みい)水源地で、2020年に行われた水質検査で、PFASのうち、毒性が強いとされるPFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の合計が、1リットルあたり99ナノグラム検出されました。この値は50ナノグラムが健康に悪影響がないとされる暫定目標値で、これを大幅に超えています。
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各務原市は一部の井戸で、取水を止めて対応していましたが、28日までこの事実を公表していませんでした。
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7月の水質検査の結果は、1リットルあたり56ナノグラムですが、依然として暫定目標値を上回っていて、市も状況が「収束するとは考えていない」としています。
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原因はわかっておらず、各務原市は、活性炭を使った浄化処理を検討しています。