息子が両親を殺害後に自殺か…住宅の物置から住人夫婦とみられる遺体が見つかった事件 刃物による複数の傷

愛知県津島市の住宅の物置で26日、住人の夫婦とみられる遺体が見つかった事件で、2人に複数の刺し傷などがあったことが分かりました。警察は、静岡県内で死亡していた息子が両親を殺害し、自殺を図ったとみて調べています。

津島市宇治町の住宅で26日、この家を解体していた作業員が、物置からこの家に住む70代の夫婦とみられる遺体を発見しました。

解剖の結果、遺体はいずれも死後半年から9か月ほど経っていて、2人の胸や背中などに刃物による複数の刺し傷や切り傷があったことが分かりました。

2人の遺体は、ポリ袋のようなもので何重にも覆われていたということです。

警察は、同居する40代の息子の行方を捜していましたが、息子は27日、静岡県内で死亡した状態で発見されたということです。

警察は、息子が両親を殺害した後に自殺した可能性があるとみて調べています。