朝日大学マーケティング研究所は7月27日、「朝食に関する調査(平日の朝食の状況編)」の結果を発表した。調査は5月30日~6月1日、関東1都6県在住の20代~50代の男女408名を対象にインターネットで行われた。
「平日に朝食を食べますか?」と質問したところ、71.1%が「ほぼ毎日食べる」と回答。「食べない日もあるが、食べる日のほうが多い」(12.3%)、「食べる日もあるが、食べない日のほうが多い」(5.1%)も合わせた喫食率は88.5%となり、性年代別にみると、50~59歳女性(94.1%)が最も高く、30~39歳男性(78.4%)で最も低い結果となった。
続いて、平日の朝食として飲食回数が多いものを教えてもらったところ、「パン」(68.2%)が最も多く、次点の「米」(50.9%)を17.3ポイント上回る結果に。3番目に多かった「ヨーグルト」(50.7%)に関しては、男性(45.5%)と女性(55.8%)の割合に差があり、同様に「フルーツ」や「シリアル」も女性に好まれているよう。
朝食の飲料としては、「コーヒー」の割合が最も高く43.2%。次いで「牛乳」(26.8%)、「お茶」(21.8%)と続き、手間のかかる「自家製ジュース」の飲用者は2.9%と少数に。
また、平日の朝食に要する平均時間を聞くと、準備で9.0分、飲食に12.3分。“手早く作って素早く済ます”が平日の朝食のメインスタイルとなっていることがうかがえた。