28日も40℃に迫る尋常じゃない暑さ 今年最多の40都道府県…の画像はこちら >>
きょう28日も尋常じゃない暑さが続くでしょう。東京都心は今月10回目の猛暑日(最高気温35℃以上)に。京都市や大分県日田市では40℃に迫る暑さとなるでしょう。熱中症警戒アラートが今年最多となる40都道府県に発表されています。熱中症に厳重な警戒が必要です。
尋常じゃない暑さ続く
きょう28日も本州付近は太平洋高気圧に覆われています。九州から北海道にかけてジリジリと強い日差しが照り付けて、午前中からハイペースで気温が上がるでしょう。最高気温は平年より高い所がほとんどで、広く危険な暑さとなりそうです。九州から東北にかけては所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。東京都心は36℃の予想で、今月10回目の猛暑日となりそうです。内陸部では38℃前後と体温超えの暑さになる所があるでしょう。大分県日田市や京都市では39℃と40℃に迫る暑さとなりそうです。北海道も札幌市や旭川市で30℃以上の真夏日が続くでしょう。帯広市など内陸部では猛暑日となる予想です。
熱中症警戒アラート 今年最多となる40都道府県に発表
熱中症情報を見ますと、沖縄や九州から東北にかけて広く一番上の「危険」ランクです。北海道も「厳重警戒」の所が多くなっています。また、熱中症警戒アラートが沖縄の八重山地方、鹿児島県、宮崎県、大分県、熊本県、長崎県、佐賀県、福岡県、山口県、高知県、愛媛県、香川県、徳島県、広島県、岡山県、島根県、鳥取県、和歌山県、奈良県、兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、福井県、石川県、富山県、新潟県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県、山梨県、神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県、群馬県、茨城県、宮城県、北海道の十勝地方と今年最多となる40都道府県に発表されています。※熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。