ペットボトルは「少し水を入れて投げる」ライフジャケットは「桜マーク」…水の事故で命を助ける5つのポイントとは

新型コロナウイルスが「5類」に移行して初めての夏休み、気をつけて頂きたいのが、海や川などでの水難事故です。
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警察庁によりますと、去年7月と8月に起きた水難事故は459件で、638人が巻き込まれています。このうち死者、行方不明者は228人に上ります。このうち、中学生以下に限ると去年は全国で120人が水難事故に遭い、死者・行方不明者は9人でした。こうした水難事故の8割あまりが海や川で起きています。
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31日に愛知県常滑市のりんくうビーチで開かれたのは、水難事故を防ぐための講習会、その名も「親子レスキュー」。14組の親子が参加し、大人が溺れた際の対処法を学ぶことに加え、子どもが溺れたときにどう救助するかも学びました。講座の中で紹介された5つのポイントをご紹介します。
①溺れた人を救助する際に役に立つのがペットボトルです。ペットボトルを服の中に入れると体が浮き、泳ぎやすくなります。

②溺れた人に 対してペットボトルを投げて渡すときは、空のペットボトルだと軽すぎて届かない場合もあります。少し水を入れると届きやすくなるといいます。
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③空気を入れたビニール袋も浮き輪代わりになります。水辺に行く際には、持っていると役に立つとのこと。
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④ライフジャケットは正しく着用しないと飛び込んだ時に脱げてしまい、危険な状況になることも。出来れば股ひももついているタイプのジャケットを選び、しっかり装着して脱げないようにしてほしいということです。またライフジャケットを選ぶときのポイントの一つが「桜マーク」。国交省の安全基準をクリアしたライフジャケットに付いているということです。
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⑤最も大事なことは、「溺れたら浮いて待つ」こと。そして溺れた人を見つけたら、多くの人を呼んで連携してほしいと話していました。
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海の場合は119番とあわせて、海上保安庁につながる118番にも連絡することが大切です。水難事故、くれぐれもお気を付けください。