実はおにぎりを作るのにもぴったり!? 家庭でできるプチエコ生活のアイディアとは

地球環境を守るための取り組みは多岐にわたります。SDGsの影響もあり、「自分にできる身近なところから具体的な行動をスタートしたい」と考える人も増えてきています。
とはいえ、何をすればいいのか…と悩んだ時には、エコ掃除ママ Taka(taka_syufu)さんのInstagram投稿を参考にしてみましょう。自宅のキッチンで実践できる、エコ生活の知恵を紹介します。
「ズボラ主婦にもできる楽エコ生活」をテーマに、Instagram上でさまざまなアイディアを発信しているTakaさん。「家庭でできるだけのエコを」という考えのもとで取り入れているのが、食品用ラップやアルミホイルの代わりにクッキングシートを使うという方法です。
クッキングシートがあれば、オーブン調理も楽々。肉も魚も一気に焼けます。同時に調理したい時、それぞれ別に加熱する必要がないため、エネルギーの節約につながるでしょう。もちろん、時短調理にもひと役買ってくれるはずです。
そもそもクッキングシートとは、紙の表面に耐油性を持たせるため、シリコーン加工を施した紙のこと。食品に含まれる油の通過を防ぎ濡れにくいので、肉料理や魚料理、お菓子作りとあらゆる用途に使えます。
Takaさんのお宅では、おにぎりを作る時にもクッキングシートを使っているそう。具材を混ぜ込んだおにぎりも楽に作れます。食品用ラップのように、表面に米粒がくっ付かないので、調理中のストレスも軽減できるのではないでしょうか。
食品用ラップやアルミホイルの代わりにクッキングシートを使うことに対して、「本当にエコになるのか」と疑問を抱く人もいるかもしれません。
Takaさんによると、クッキングシートの素材は紙。リサイクルできる素材ではありませんが、耐久性がある分、一般的な紙よりも何度も使えます。また表面の加工部分を除けば、天然素材である紙ですから、比較的環境に優しい廃棄物といえるでしょう。
「エコな生活を送りたい」と考える人は多いですが、便利さを捨ててまで追求するのは難しいもの。無理をして頑張っても、いずれ継続できなくなる可能性があります。「完璧なエコ」ではないかもしれませんが、「自分にできる身近なところから」と考えるのであれば、小さな1歩もいずれ大きなあゆみにつながっていくのではないでしょうか。
食品用ラップやアルミホイルに対して、クッキングシートはやや高価です。安価なラップやホイルは何気なく大量消費しがちですが、クッキングシートであれば「本当に必要なのかどうか立ち止まって考える」という人も多いのではないでしょうか。安易にゴミを出さない生活を実現するためにも、クッキングシート活用は有効だといえそうです。
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[文・構成/grape編集部]