サポートに促され7万円を支払うと「もう一度入力して」 ウイルス詐欺28万円被害

那覇署は6日、60代女性が28万円をだまし取られる特殊詐欺被害があったと発表した。大濱洋一副署長は「不審な要求は警察に相談して」と呼びかけている。
関連記事「PCが感染した」不安あおる警告音 あわてて電話かけた“怪しいサポート”の正体 | ア・・・本紙記者のパソコン画面に表示された「ウイルスに感染した」という警告。www.okinawatimes.co.jp 署によると、1月下旬、女性のパソコンに「ウイルスに感染している」とのメッセージが表示された。記載されていたサポートセンターの電話番号に女性が電話をかけると、有名ソフトウエア企業の職員を名乗る外国人風の男から「ウイルス感染対策のソフトを入れる。7万円の支払いが必要」などと片言の日本語で伝えられたという。
電子カードを購入してコード番号を入力するよう指示され、女性が7万円分を支払うと「間違っているのでもう一度入力して」と促された。電子カード計9枚(28万円分)を入力し、不審に感じた女性が家族に電話を代わると切られ、署に相談して発覚した。