大地震発生を想定…殺到する119番通報に対し出動の優先順位決める「コールトリアージ」の訓練 三重・津市

三重県津市の消防本部で31日、大地震を想定し119番通報が殺到したときの対応についての訓練が行われました。

31日朝9時から始まった訓練では、津市内で震度6強の揺れを観測する地震が発生した想定で行われ、相次ぐ119番通報に対して出動の優先順位を決める「コールトリアージ」の手順などを確認しました。

立て続けに掛かってくる119番通報に対し、司令官が意識の有無やケガの状態をもとに優先順位を判断し、指示を送りました。

津市消防本部では、普段1日に70件ほどの119番通報がありますが、大規模地震の際には10倍程度に増えることが想定されています。