ケガをした子ジカを保護した男性 すると愛猫が近付いてきて…?「とても優しい猫」

カナダで3匹の猫たちと暮らす、飼い主(themeow_squad)さんは、元気いっぱいの猫たちの日常をTikTokで紹介しています。
ある日、飼い主さんは自宅の庭にケガをした野生の子ジカがいるのを見つけました。
近付いてみると、子ジカは脚をケガしていて、歩けない状態だったといいます。
子ジカを放っておけなかった彼は、野生動物保護サービスに連絡して、助けを求めました。
野生動物保護サービスの職員が迎えに来るまでの間、彼は子ジカを家の中で休ませてあげることにします。
すると、サバンナキャットのマジックくんが、子ジカに近付いてきたのです。
そっと前脚を伸ばして、子ジカの鼻先や背中、脚などをちょんちょんと優しく触るマジックくん。
子ジカに興味を持っていますが、決して強く触ったり、驚かせたりするようなことはしていません。
飼い主さんは「マジックは野生動物保護サービスが助けに来るまでの間、子ジカを慰めていた」とつづっています。
この動画には210万件を超える『いいね』が集まり、マジックくんの思いやりを称賛する声が上がりました。
・爪を立てることなく、子ジカをとても優しく触っているね。
・マジックくんは「この子、大丈夫?」と子ジカを心配しているように見える。
・この猫は子ジカと友達になりたかったのかな。
この後、子ジカは野生動物保護サービスの人たちが、ケガの治療のために連れて帰ったといいます。
飼い主さんの家の周りには野生のシカが多く生息していて、母ジカが子ジカを放置したままどこかへ行き、後から迎えに来ることがよくあるのだそう。
彼は普段は子ジカがいても近付かないといいますが、今回はケガをしていたので助けたそうです。
マジックくんも、普段から家の近くでシカを見かけることはあったのかもしれません。
動画を見ると、マジックくんはケガをした子ジカに「もう大丈夫。もうすぐ助けが来るよ」と伝えているようにも見えますね。
猫と子ジカのほほ笑ましい姿は、多くの人たちの心を温かくしたようです。
[文・構成/grape編集部]