介護士の退職相次ぎ…訪問介護事業の会社が破産開始を決定 負債額は約4800万円【新潟・魚沼市】

訪問介護事業を展開する新潟県魚沼市のケアシスタが7月20日に新潟地裁長岡支部から破産開始の決定を受けたことが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、2011年に設立した魚沼市のケアシスタは、訪問介護事業を主力とし、2017年6月期には売上高4500万円を上げていました。

しかし、介護士をはじめとした職員の退職が相次いで人員体制が不十分となり、新規の受け入れが出来ず、売り上げ減少に見舞われていました。2022年6月期の売上高は3200万円にとどまり、この後も事業環境に好転はなく、事業継続を断念したということです。

負債総額は約4800万円と見込まれています。